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グッド・フライト、グッド・ナイト パイロットが誘う最高の空旅 (ハヤカワ文庫NF)

感じたこと

  • 空の旅、なんて豊かなんだろう。ただ風景を見るだけではなく、空の世界にある風、空の世界から見る水、空を飛ぶためのチーム、地上で動く整備の方々、すべてが美しい。
  • 飛行機に関するテクニカルな説明もされているところは現役パイロットだからこそ書ける内容。ふんわり素敵なエッセイと、ハードな技術の内容の織り交ぜ。素敵。
  • 最後の眞鍋かおりさんの解説も文章が素敵で、経験が人を豊かにし、魅力的にするとしみじみ

内容

《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラー、《エコノミスト》年間ベスト・ブック現役パイロットが誘う、空の秘密を明かす旅

空の向こうは、信じられないほど感動に満ちている──高度3万フィートから見下ろす地球の絶景、精緻さとダイナミックさを併せ持つジェット機の神秘、地上とは全く異なるルールで動いている上空の世界、同じように空で働き、空を愛する同僚たちとの邂逅…… ボーイング747を操縦して世界中を飛び回る現役パイロットが空と飛行機について語り尽くす、極上のエッセイ。解説/眞鍋かをり「サン=テグジュペリ『夜間飛行』以来の名作」 ──コンデナスト・トラベラー誌「空旅がいかに神秘と魅力に満ちているかをあらためて教えてくれる」 ──ニューヨーク・タイムズ誌「科学者の脳と詩人の心で書かれた本」 ──ニューヨーカー誌「読んだらきっと、窓側の席をリクエストせずにいられない」──ブックセラー誌