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君が生きる意味――人生を劇的に変えるフランクルの教え

感じたこと

  • アドラーの「嫌われる勇気」も良い本だけど、フランクルの「それでも人生にイエスという」も素敵な本。後者をベースにした本書、内容がすっと入ってくる感じがしてよかった。

内容

  • 過去を愛せる人は、未来から愛される
  • 人が人生の意味を問うことはない、人は人生から問われている存在であるから。
  • 大切なことは、どれだけ大きな仕事をしているかではない。どれだけ目の前の仕事にベストを尽くしているかである。
  • 人生は仕事が全てではない。世界は真善美に満ちている。誰だっていつでもその価値を受け取ることができる。
  • 人生からの問いかけに耳を澄ませ。人生が期待していることを実行せよ。そうすれば、人生に意味は満ちる
  • どんな人も人生にも意味はある。どんなときでも人生にイエスと言おう。
  • みんなのために生きる。無我夢中になれ。我をなくせば夢は手中に。

引用メモ

すべての人の人生に意味があること。どんなに辛いときでも人生は意味で満たせること。「創造価値」「体験価値」「態度価値」があること。人生に意味があるのかないのかと問うことはない。人間は人生から問われている存在であり、その問いに無我夢中になって答えていけばいいこと。自分のことばかり考えない、振り返らない。反省は程々に。自分を超えた存在からの声に耳を澄ます。「人生に何を期待できるか」ではなく「人生から何を期待されているか」を考える。未来で待っている人がいる。未来で待っている何かが会うr。その人やそのなにかのために今できることがかならずある。人間がどれだけ人生に絶望しても、決して人生は人間に絶望しない。この世界は意味で満ち溢れている、くだらなくて愛おしい世界だ。だから、どんなときでも人生にイエスと言おう。