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ライティングの哲学 書けない悩みのための執筆論

感じたこと

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内容

  • SNSや日々のニュースの炎上騒ぎにびくびくしながら、世間の目を気にして、 言われたとおりにちゃんとして、おもてなしの心でもって、誰も傷つけないよう マナーをふまえた言葉や振る舞いを身につけて。けれどその果てにあるのは神経 じじょうじ ぼく 症的な自縄自縛と、他者と交換可能な凡庸さではないだろうか?
  • 書くこと、ひいてはなにかをつくることは、ようするに生きることだ。書くこと あきら は結局のところ自分自身と向きあい、その限界を認め、諦めることだし、これま でに受けてきた傷やわだかまり続けるしこりも含めて許すことだ。書くことの悩 みは自分自身の生と深く結びついているがゆえに絡まりあっていて、表に出すの は恥ずかしく、涙なくして語ることはできない。しかしだからこそ、それを晒し あい、迎え入れるこの場には、底抜けに明るい笑いが満ちている。

引用メモ