🖋

ファンタジア

感じたこと

  • aa
  • aa

内容

  • 全体像
    • ファンタジア:これまでに存在しないものすべて。実現不可能でもいい。
    • 発明。これまでに存在しないものすべて。ただし、きわめて実用的で美的問題は含まない。
    • 創造力:これまでに存在しないものすべて。ただし、本質的かつ世界共通の方法で実現可能なもの。
    • 想像力:これまで3つは考えるもの。想像力は視るもの。
  • 液状のバイク、考えたいな。 これだから大喜利は素晴らしい。打席に立ちたい。 p28
  • p29に記載される各要素の関係性。わかりやすく、すてき。新規事業ってこういうことなんだな。
  • 個人にとっての新しさと絶対的な新しさの区別。すべての物事について、自分という個人の新しさから始めなくてはならない。 p33
  • pp44-45のやつ、イランで視てきたものだ! つららを想像したな。
  • p49. 人体をより良くせよ。 すごいな。この問いに答えを出せる気がしない。イーロン/マスクはこの原理にまで遡って考えられる人なんだろうな。
  • p66-67、Pinterestで最近はまっている作品群に近いトーンを感じるぞい。
  • p78、ユーモリストって後世の人に表現されるの素敵だな
  • p100、そうか、盆栽はディメンションの交換か。そう考えると、ファンタジアだ。
  • p123、創造力のためには遊びが必要。そうなのよな。そのために折り紙が紹介されているのはとってもよい。シンプルな物体、規則の柔軟性、いろんな観点で遊べる。
  • p179、考案された文字、HUNTER×HUNTERやんけ。富樫先生、この本読んだのかな。
  • p205、モノからモノが生まれる。ヴァリエーションの無限さよ。自分にとっての新しさを追求するなら、心が洗われるな。
  • 自分にとって新しいモノなのに、絶対的な新しさを持たないモノだから面白がれない。そんな人がたくさんいる。悲しみ。
  • めちゃいい。

子供の精神を,一生ずっと

自分の中に持ち続ける。 それは知りたいという好奇心を

理解する喜びを

コミュニケーションしたいという思いを

持ち続けるということ。

引用メモ

ファンタジアとは何よりも自由な能力であり, 考えついたそのこと がほんとうに実現できるだろうか、機能面はどうだろうかとかいった ことにとらわれなくていい。どんなことでも自由に考えていいのであ る。 最高にバカげたことだろうが, 絶対に信じられないことだろうが。 どんなに不可能なことだろうが, それでいいのだ。p21
創造力とは、発明と同様ファンタジアを,いやむしろファンタジア と発明の両方を多角的な方法で活用するものである。 デザインは企画 設計をする手段であり、創造力はデザインの分野で活用される。 デザ インはファンタジアのごとく自由で, 発明のごとく精密であるにも関 わらず、ひとつの問題のあらゆる側面をも内包する手段である。 つま リファンタジアのイメージ部分、発明の機能部分だけではなく、 心理 的、社会的、経済的, 人間的側面をも含みもつものなのである。 デザ インとは オブジェ, シンボル, 環境, 新しい教育法, 人々に共通の 要求を解決するためのプロジェクト・メソッド等々を企画設計するこ とだと言ってもいいだろう。
想像力とは視覚化の手段であり、ファンタジア, 発明創造力によ って考えだされたことを目に見えるようにする手段である。 想像力に 乏しい人もいるし, とても豊かで必要に応じてすぐに使える人もいる し、 思考のはるか彼方へといってしまう人もいる。
つまり、ファンタジアの豊かさは、その人の築いた関係に比例する。p29
ファンタジアと発明を利用する方法である創造力は、形成されては 絶えず変化しつづける。 この創造力は機敏で柔軟な知性を必要とする。 つまり、いかなる種類の先入観からも解放された精神、どんな場合に 自分のためになることなら何でも学びとろうとする精神より適切 なに出会ったならば自分の意見を修正できるような精神を必要と するのである。 したがって、創造力のある個人とは, 絶え間なく進化しつづけるの であり、その創造力の可能性は、あらゆる分野において, 絶えず新し い知識を取り入れ, そして知識を広げ続けることから生まれる。 創造力を欠いた人とは不完全な人であり、そういった人の考え方で は、目の前に立ちはだかるさまざまな問題に立ち向かえず おそらく 「いつも創造力のある誰かに助けを求めなければならないだろう。 p121
完璧さとは美しい、が、愚かしくもある。完璧さを知り、使い、破壊しなければならない。

子供の精神を,一生ずっと 自分の中に持ち続ける。 それは知りたいという好奇心を 理解する喜びを コミュニケーションしたいという思いを 持ち続けるということ。