🖋

思考・論理・分析

感じたこと

  • aa
  • aa

内容

  • 思考を理解するための諸々
    • そもそも何か?:思考対象に関して何らかの意味合いを得るために、頭の中で情報と知識を加工すること
    • メカニズムは?あるいは、上で言うところの加工とはなにか?:情報と知識を突き合わせて比較し、同じか違うかの認識を行う
      • 分かることは分けること。分かる=判る=解る
      • 情報=データ、知識=アプリ、頭脳=MPU
    • 思考最適化のための工夫:次元の統一、基準の設定、部分集合の独立性・カバレッジが担保されていること
    • 何が生み出されるか:事象の識別(含む 属性理解)and/or 事象間の関係性の把握を通じたメッセージ化(理解、判断、創造等)
    • 何に注意すべきか:属人性、それを超えるための論理
      • 知識の属人性:外部情報と突合される知識の要素が異なれば当然異なる
      • 性格/価値観の属人性:事象の識別・関係性の把握のレベルで同じ地平にたったとしても行動レベルで異なる意味合いを持つ。利害や行動に直接関わりが強いテーマほど影響が強く現れる
      • これらの属人性を超えて試行結果を共有するために、論理を通じた客観性が求められる
  • 論理を理解するための諸々
    • 何ではないか:客観的正しさを担保するための十分条件ではない(論理的には正しいが客観的に誤っている、という自体はありうる)
    • 何であるか:論理構造の中で根拠と主張をつなぐ思考プロセス。
    • 論理構造とは:命題が少なくとも2つ存在し、一方が根拠、もう一方が主張として繋がれうる(意味的関連性を持つ)ものであること
    • 論理的であるとは:話が論理構造を備えていて、根拠から主張を導出するプロセスの納得度が高いこと
      • 「私が今までにあったアメリカ人は皆金髪であった。ゆえに、アメリカ人は全員金髪だろう」という主張は論理構造を備えているものの、納得できるだろうか...
  • 論理×思考:論理展開を理解するための諸々
    • 何であるか:論理的な思考を行う場合に頭の中で情報を加工して「論理」を形成・構築することであり、主張/結論を導き出すための中心的頭脳作業
    • 何と同じか:推論(Inference。ある命題を前提にして論理展開を行い、主張/結論を導き出す思考行為)
    • 論理展開(推論)の価値は何によって決まるか:確からしさと距離
      • 距離の短い推論は示唆を産まない
      • 距離が離れすぎると納得性が損なわれる
      • 短い論理構成を重ねて両者を担保する
    • 確からしさの検証方法:普遍性の高低判定(数学的公理から個人的体験まで)
    • 論理的正しさは、客観的正しさを担保しない。必要条件ではあるが、十分条件ではない。
    • ファクトとロジックが揃ってそれは正しさになる。
      • 十分条件:命題がファクト
      • 必要条件:命題構造がロジカル、ロジック自体が妥当
    • 立ち戻るべき大前提:”現実的に正しいものだけが正しい”、そのための分析
  • 分析:
    • そもそも何か:原理的概念である思考の実践的な概念
      • 一義的定義は「要素に分けること」、二義的な定義は「収集した情報を要素に分けて整理し、目的に合致したメッセージ・意味合いを得ること」
        • 目的の存在
        • 情報収集の必要性
        • メッセージがアウトプット
      • 分析=分けること。思考することと本質的には同じ
      • 作業性、実践性を持ったのが分析。思考したかどうかを直接的に判別する手段はないが、分析であればそれが可能。
      • 分析しといて→考えておいて
      • 頭の中だけで完結するのではなく、頭の外側の情報やデータやグラフや観察対象にまでリーチを伸ばした概念。
    • ただ分ければよいのか。否、そこには構造(位相)がある
      • 同じと違うでまとめていく
      • 違うものの中でも、因果や相関といった関係性を把握できると構造が見えてくる
    • どう進めるのか
      • 分析プロセスの設計:作業手順の定義。収集と分析のバランス
        • 制約条件:内在条件(時間、手間、費用)、外在条件(目的、期限)
        • 作業計画:項目、切り口、手法、担当者、時間、、、、、
        • アウトプットイメージ:「誰が何をする/してもらうために」何をどう提示するのか
      • 情報収集:情報とノイズ
      • 情報分析:可視化
      • 意味合いの抽出:規則性と変化の読み取り