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精霊の箱 下

感じたこと

  • いい内容だ。人の成長を感じる
  • 論理を丁寧に追っていけることはそれだけで価値なんだよな。

引用メモ

以前、先生が僕のことを「最後の最後に正しい選択をする」と評価してくれたことがあった。でも実際のところ、人生において取り得る選択肢なんて、どれも「正しそうな仮説」に過ぎない。非の打ち所のない正しい答えなんて、本当は存在しないのかもしれない。 それでも僕らは、より正しい選択をする必要に迫られる。そしてそのためには、明らかに間違っている選択肢を消していくしかない。さいわい、僕は短い人生の中で、何人ものすばらしい人たちに会うことができた。彼らの崇高な精神に触れることができた。僕の人生に意味があったかどうかは、彼らの崇高さを一瞬でも自分のものにできたかどうかで確かめられるだろう。