感じたこと
内容
- 麓から山を見上げて「高い」と言う。頂上の者は雲を見る。「貧富」は「貧」が作った概念か。
- 一般に、上ることは下ることよりもたやすい。難しいのは、上り詰めることである。
- 趣味の法則
- 楽しいことが見つからないのは、楽しさを知らないからである。
- 趣味人とは、常に趣味を切り捨てている人のことである。
- 健康に良い、友達ができる、教養が増す、など役に立つものは趣味ではない
- 人に自慢できる趣味ほど、つまらない趣味はない
- 趣味を家族に理解してもらおうなどと考えてはいけない。燃えないゴミがどう燃えるのか試す行為に等しい
- 生きているうちは楽観視なさい。悲観は死んでからでも遅くない。
- 近い未来について悲観視、遠い未来について悲観するのが、その逆よりはまし。
- 「これからは君たちの時代だ」という老人にならないようにしよう。
- 影響を受けるつもりで聞かなければ、「意見を聞く」ことはできない。
- メディアが目立つのは、そのメディアの技術的完成度がまだ低い証拠である。
- どんな作戦であれ、最初の一手のバリエーションは極めて少ない。
- インテリジェンスとは、感知、判断、対処を全て自分で行う、という意味である。
- 「金儲けをして好き勝手にしたい」ほど明確なビジョンはまずない。
- 「思ったことの半分も言えない」よりも「言っていることの半分も思ってない」の方が圧倒的多数。
- 他人に言葉で伝達できないノウハウは、技術とは呼べない。
- 0を発見した人よりも、1を発見した人の方がずっと偉い。
- 予定通りに仕事ができない人間は、結局は人に甘えている
- 自分のポジションが低いほど、人を見下すことが簡単である。
- 文句を言うときにしか手を上げられるない人間がたくさんいる
- 群をなすことは、人間の本能。個人の尊厳とは、それに対する抵抗である。
- 「完」の回数が、すなわちキャリアである。
- 大切なことは「正しく作る」ことではなく「作りたいと思う」ことである。
- 始めるには力が必要。終わらせるには技が必要。
- 「作る」過程が楽しいのは、それが「生」と類似しているからだ。
- コツコツと作り続ける奴がいて、横でブツブツと文句だけ言う奴がいる。
- 長い時間をかけて作ったものが完成に近づくと嬉しい。完成してしまうと少し寂しい。その寂しさが素敵である。
- リーダーの能力は、会議の長さに反比例する。
- 「さあ、これから忙しくなるぞ」と言う本人が仕事を作っている。
- 仕事は生きるための道具である。
- どうにも上手くいかないという仕事の95%は、最初からやらなければ良かったものである。
- 仕事が楽しくて仕方がない、という時期は確かにある、まるで恋愛のように。
- 子供に夢を託す大人って、子供から見たらただの脱落者。
- 最も期待値の大きいギャンブルは、勉強である。(その次は、仕事)
- 中傷されるのを恐れる人が他人を中傷する。効果があると思い込んでいるからだ。
- スピーチのないパーティって、種なしブドウより、もっと素敵だ。
- 人の役に立ちたちといくら願っても、少しも役に立ちやすくはならない。(意気込みが問題を解決することは稀である)
- 失敗も成功も、自分よりも他人のものが見えやすい。大切なのは焦点距離。
- 全ての判断には「私の知る限りでは」という条件が付随する。
- 恐れるよりは恐れられた方が、嫌うよりは嫌われた方が、妬むよりは妬まれた方が、はるかに状態が良い。
- 「する」「しない」の差に比べれば、「好き」「嫌い」の差はないに等しい。
- どう攻撃するかで能力がわかり、どう防御するかで思想がわかる。
- 運転しやすい車が最適な車ではないように、使いやすい道具が最適の道具ではない。
- 作り上げることよりも、作り続けることの方がはるかに難しい。
- 創作の法則
- ものをつくる時、最も簡単なのは、最初である
- 最も困難なのは、作るのをやめる一瞬である。
- 完成前に他人に見せた作品は、決して完成しない
- 創作には意味も目標もない。しかし、結果はある。
- 創作とは元来アブノーマルな行為である。
- 素直な人は意識して素直。身勝手な人は無意識に身勝手。
- 夢を失っていく人は、一般に、自ら希望して手放している。
- 「正しい」の反対は、「少しは正しい」である。
- 「予測」「評価」から「希望」「願望」「好み」を取り除くことが「客観」の第一歩である。
- 客観とは、自分の視点を疑うこと。
- 客観的な視点に必要な要素は、「位置」ではなく「高さ」である。
- よく28号まで予算が続いたな、鉄人。
引用メモ